ヴィヴィオの日記

宅建・FP・税理士になろう

朝まで生テレビの件

沖縄は中国だったんでしょ、と芸人ウーマン村本さんが発言し、番組内で怒られていた。

 

沖縄はかつては琉球王国であり、薩摩藩が侵攻した小学校で勉強したと記憶している。

琉球王国は、明の国の同盟国というのか、緩い属国というのか、日本ではなく現在の中国との結び付きが強かった。薩摩藩からの侵攻があるまでは。

…というような認識でいた私は、ウーマン村本さんが「だって沖縄は中国だったんでしょ」発言に「まぁ盛って言えばそうともいえるかなぁ。」と思い、その後こてんぱんに批判される場面に違和感があった。

そんなに怒るところ?日本が侵略して琉球王国をなくしてしまったのは事実なのに、それはスルーするんだ?

 

ウーマン村本さんは他にも怒られていた。

「村本さん、あなた個人ならどうする」と聞かれて、「僕ならですよ、僕なら」と言いつつ自分の意見を言い、学者の皆様からめっちゃくちゃ怒られていた。

 

パパが国際ジャーナリストのじっとしていられない若い人がいて。学者でアーティストで経営者でスゲーんだぜ、という人がいて。彼の話は端的で分かりやすかったけど、「尖閣諸島の問題は小学生でも分かる、小学生へ行こうよ」と発言していた。残念な発言。

 

ウーマン村本さんは、あくまでも自分だけの意見であると前置きし

「僕は侵略されても相手を殺したくない」

と発言し、まためっちゃくちゃ怒られてた。

私は村本さんの、兵器を持たずに血を流さずに解決したいという考えに賛成するので、なんで怒られたのか分からない。

通り魔がいたらどうするとか、そういうことではなく。他人に押し付けるなと怒られていたが、村本さん個人ならと前置きしてるのに。

 

武器を持たないと侵略されたら困るから備えるのは当然という理屈であれば、北朝鮮の核保有を責められないのでは?

自衛の方法は、自国がどんな攻撃を受けるのかと想定する出来事に対応した方法を選択するわけで。(これについては六カ国協議で散々騙されてきたから、という話とは切り離して考えるところだと思う)

 

村本さんの、

「なんで日本が侵略されるんですか」

「なんで相手を殺さないとならぬのですか」

「なんで平和のために武器が必須なのですか」

は、ある一定の市民の正直な気持ちだと思うけど、違うのかな。

ウーマン村本さんがいう、「一般の人は仕事があるから本気で考えないから詳しく知らない」発言は、少なくとも私はその通り。

だから、根本的な質問をしてくれてよかったし、認識が合ってたことの確認や、間違った認識の確認や、知らなかったことを知れた。

朝生は見てよかった。

 

難しくて知らない単語が出るとつまんなくなるけど、ウーマン村本さんが単純な感情から湧き出る質問をしてくれてよかった。

あれって、知ってるのにあえて聞きたいことを質問してるケースも多かった。

 

学者は、無知を怒るけど、みんなが知ってるなら学者はいらないのではないか。

学者は何のために存在するのか。国を作るため?誰の国ですか。政治家と学者さんの国ですか。

無知な人には意見を言う機会を与えると時間の無駄と言う考えもあるのかもしれない。

だったらこの国は学者と政治家の所有物か?愚民である私は、単なるあなたたちの作る国に対して、毎月の家賃を支払う賃借人に過ぎないのですか。